ラモーンズのロンドン公演などを機に、
ロンドンを中心にニューヨーク・パンクを模倣したバンドが多数結成されるようになる。
ロンドン・パンクの特徴としては、
初期のロックンロールが持っていた攻撃的で反社会的な面や、
スリーコード中心の曲調、前衛的な歌詞などが挙げられる。
ファッションにも影響を与え、
破れた細いジーンズ、古Tシャツ、革ジャン、よれよれのジャケットなどが
若者の間で流行した。
イギリスで最も大きな成功を収めたのはストラングラーズとセックス・ピストルズであるが、
後発のクラッシュがアメリカではそれなりの成功を収めた。
クラッシュは1976年にロンドンで結成され、
翌1977年『白い暴動』でデビュー。
1st、2ndアルバムは音楽的にパンク色が強いものであったが、
精神的なパンクを追求した彼らはパンクと同じ精神を持つレゲエや、カリプソ、ロカビリーへの接近を試みた。
1979年に3rdアルバム『ロンドン・コーリング』を発表する。
このクラッシュや、ザ・ジャム、ネオモッズ・ムーブメントで、スペシャルズなどの2トーン系バンドが人気を博した。
