ランドセルの多様化
素材は牛革が中心ですが、高級なものには馬革素材のものがあります。
また、最近では、軽さ、丈夫さ、手入れの簡単さなどの要望から、人工皮革のクラリーノ製が主流になりつつあります。
クラリーノは商標ですが廉価な人工皮革のように、すぐに表面が剥離するような粗悪なものではなく、高級な素材です。
価格も牛革製と比較して、安いものではありません。デザイン面では、従来からの学習院型以外にも、上蓋の半被せタイプの縦型や横型のものが、数年前から登場しています。
色は黒、赤が主流でしたが、「男子は黒、女子は赤」という既成的概念が崩れてきたためか、ピンク、茶、紺、緑、青、またそれ以外のカラフルな色、あるいはツートーンカラーのものも発売されています。
これらのカラーランドセルは、既に1960年ごろには存在しましたが、近年着実に需要を伸ばし、都会ではよく目にするようになりました。
また、一部の小学校では、指定のランドセルを使わせている学校もあり、男女とも黒や茶色のランドセルを指定していたり、ランドセルとリュックの中間的なスタイルの合成繊維製の背負いカバン(代表的なものに、京都府の長岡京市などで使われている「ランリック」や、北海道小樽市で使われている「ナップランド」など)を指定している学校もあります。
