看護師になるためには、まずは看護学校に合格しなければなりません。
一口に「看護学校」と言っても、大学・短期大学・専門学校・高等学校衛生看護科・
専修学校・養成所などと、たくさんの学校があります。
今までは、看護専門学校のレギュラーコース(3年課程)が
看護師への一般的なコースでしたが、短大や専門学校が大学の看護学科へ改組される、
または大学の看護学科が新設される状況がここ数年続いています。
数ある看護学科や看護学校の中から、どの学校に進学するべきか、
自分の将来を見据えること、
学校の特色を理解して学校選びをすることがポイントとなります。
例えば、大学の場合は看護師国家試験受験資格を得られる他に、
保健師または助産師国家試験受験資格も得ることができます。
短大・専門学校の場合は一部を除いて、
看護師国家試験受験資格だけを得ることとなります。
看護大学・短大・専門学校等で得られるのは、「看護師国家試験受験資格」です。
看護師の国家試験を受ける資格を与えますということであって、
資格をもらえることとは違います。
卒業と同時に看護師国家試験を受験して、国家試験に合格し、
晴れて看護師になれるのです。
看護学校を卒業しても、国家試験に落ちてしまえば看護師にはなれません。
そのため、看護師国家試験のシーズンは、みんな必死で勉強することになります!
「日本国内で平成16年末に就業している看護師数は約76万人で平成14年に比べ8.0%増加し、准看護師数は約38万6千人で同じく1.9%減少している。また男性の占める割合は看護師で4.2%、准看護師で5.9%と増加傾向にある」
(引用:ウィキディア 看護師)
看護の現場は、力仕事もありますし、介護が必要な患者さんであれば、
体を支える、持ち上げるなどの力が大いに必要な場面もあります。
男性看護師の力が発揮できる場面は多い、といえるのではないでしょうか。
各学校や養成所の設置主体が独自に設けている奨学金制度で、
修学資金の種類(給付金か貸与金か)、貸与金額、返済条件等は、
各学校や設置主体によって異なっている。
都道府県・市町村が貸与事業の実施主体となり、
管轄地域内の保健師、助産師、看護師、准看護師の確保及び
質の向上に資することを目的とした奨学金制度である。
学校を通じて申し込み、選考のうえ採否を決定する。
貸与額は、各自治体によって異なり、
例えば東京都では、自治体立養成施設 32,000円 /
月、民間立養成施設36,000円 / 月 となっている。
これ以外にも奨学金を設けている自治体があり、
貸与額や返還免除等の条件は、自治体によって規定されている。
奨学生の採用は、在学する学校長の推薦を受けた申込者について、
選考のうえ採否を決定する。
採用方式には、進学前に奨学金の貸与を予約できる
「予約採用」進学後に申し込む「在学採用」がある。
奨学金には第一種奨学金(無利息)と、きぼう21プラン奨学金(年3%を上限とする利息付。
在学中は無利子、月額30,000円・50,000円・80,000円・100,000円の中から選択)がある。
奨学金の主なものとしては、
各都道府県による看護師等修学資金・独立行政法人・日本学生支援機構の奨学金、
学校または養成所の設置主体による修学資金等があります。
貸与金額には幅がありますが、奨学金だけで学費や生活費を工面するのは難しいので、
あくまで補助と考えた方がいいでしょう。
奨学金によって申込資格や貸与額、返済方法が異なります。
そのため、これらの奨学金を受ける際には奨学金貸与規定をよく確認し、
納得した上で利用するようにしてください。
通常通り、毎年1回2月下旬に行われる学科試験、面接試験を受けるのが「一般入試」です。
●高等学校または中等教育学校を卒業した者
●通常の課程による12年の学校教育を修了した者
●外国において、学校教育における12年の課程を修了した者
●文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして
指定した在外教育施設の当該課程を修了した者
●文部科学大臣の指定した者(専修学校の高等課程の修業年限3年以上の課程で、
文部科学大臣が別に指定したものを文部科学大臣が定める日以後修了した者)
●文部科学大臣の行う大学入学資格検定試験または高等学校卒業程度認定試験に合格した者
●非喫煙者(看護職者を目指す者は、生涯非喫煙が望ましい)
●約一年単位のスケジュール
大きく二分割します。
4月から翌年1月までを学習期間とすると、夏を境に4月~8月を前半
9月~翌年1月を後半とします。前半を基礎理解期間、後半を問題演習期間とします。
基礎理解には時間がかかります。
であるのなら、もう少し基礎理解に時間をとって演習期間を縮めたらどうかと
思う人もいるかもしれません。
確かに基礎が理解できていれば、たいていの問題も理解することはできると思います。
しかし、そのことを伝える手段は、入試では書いて表すというものです。
いくら頭の中でわかっていても、書けなければ点数にはならないのです。
そのために、書いて表現するという練習もどうしても同じだけ必要になるのです。
さらに、演習することによって理解できているところと、そうでないところがわかり、
理解できていない部分の基礎理解を繰り返すことにもつながります。
前半、後半を考えずに、年間通してできることがあります。
例えば、国語の漢字練習、数学の計算練習、英語の単語・熟語の暗記などで、
これらは一日20分前後の時間をとって実施することで点数につながるものです。
いっぺんにこなしてもなかなか力にはなりません。
●一ヵ月単位のスケジュール
一ヶ月単位といっても、7月・8月に確認演習、
12月・1月は受験校の過去問題演習というぐらいで、
他の月は、例えば基礎理解期間で使う参考書を一ヵ月何単元進めるかといった、
目安になる程度のものでよいと思います。
●常に目的意識を持って
七日間を各科目で振り分けます。
基本的には、一日一教科(ただし、年間通して実施するものは日替わりで)
がよいと思いますが、苦手科目は週に二ないし三日と必然的に多くなります。
それぞれの科目の曜日が決まったら、参考書等のページに沿って進めていきますが
項目や単元終了時の類題は、直後に一気に解いてしまうのではなく、
次回、次々回のその科目の学習の際にも数問こなすことができるように、
いくつかずつに分けて解いていくことがよいと思います。
それによって、必ず前のページに戻って見なおすことになり、
進みながら戻ることで各単元を確実に身につけていくことができるようになります。
看護師試験の推薦入試について・・
推薦入試は通常、一般入試よりも、2~3か月程度早い時期に行われます。
※推薦条件は、学校によりさまざまですので、事前によく確認をしておいてください。
推薦といっても形態は様々です。
主に下記のパターンに分類されます。
①通常の推薦
高校などからの推薦で受けることになります。
現役(卒後1年くらいまで可の場合あり)が利用できるものなので、社会人受験生には、
関係がないことが多いものです。
※学科試験はなく、小論文+面接というパターンが多いようです。
②進学コースへの推薦
准看護学校による推薦です。
准看護学校での成績がよかった者が利用できるものです。
③長期准看護婦入試(長准入試)
准看護婦・士としての実務経験が一定年数以上ある場合に利用できる、
自己推薦タイプの入試です。
※都立では、実務経験5年以上となっています。
※学科試験(看護及び専門科目)+小論文+面接というパターンがほとんどです。
※この制度がない、進学コースの学校もまだ、多くあります。
④社会人入試
自己推薦タイプの入試です。
「社会人」の定義は、学校によって異なります。
年齢で、受験資格があるかどうか、決まってくることが多いようです。
准看護学校には、社会人入試は、ほとんどないのが実情です。
受験するのにどのくらい勉強すれば良いのか?
数学の例題を500題位覚えると、偏差値50~55の看護学校の入試問題が
解ける力がつきます。
オープンセサミの例題・チャレンジ・入試問題の高レベル問題を除き、
大体300題位になります。
後、200題くらい追加して問題をこなしておくと十分です。
大切なことは、次々と新しい参考書や問題集に手は出さずに、題数を決めたら、
後は同じ参考書と問題集を何度も解くことです。