●きちんと計画を立てる
受験までの比較的長い単位(約一年)でのスケジュール、
一ヵ月という単位でのスケジュール、
一週間という単位のスケジュールと、
大きな単位から小さな単位まで、きちんと計画を立てて進めましょう。
行き当たりばったりの学習法は、時間ばかりかかるだけで効果の薄いものです。
自分でも「私は勉強している」と思い、他の人からも「あの人は勉強している」と
思われているのに、点数が伸びないという人は、
往々にしてこうした学習をしている人に多いものです。
これはスランプの原因にもなりますから、くれぐれも避けてください。
●夏休みまでの前半は基本の理解を
何事も基本が大切です。そんなことは皆さん百も承知ですね。
しかし、いざ基本の勉強をしようと思って、何をしますか。
「何をやったらいいんだろう」という人が多いと思います。
基本の理解というのは、例えば英語でいうと
「仮定法って、現在の話をしているのに何で過去形の動詞なんか使うんだろう」
ということを理解することなのです。
このことを知ったから、すぐに直接点数に結びつくというものではありませんが、
問題を解くときの理解の幅が広がるのです。
そして、こうした理解に加えて類題を多く解いていくと、徐々に得点力がアップするのです。
模試などの結果で、あるときはよくて喜んでいたら、次のときはがくっと悪いというように、
成績にムラのあるのは、出題分野の得意・不得意と同時に、
基本事項の理解がしっかりできていないことが原因です。
こうしたことは、基本の理解をおろそかにし、即問題演習というような
勉強法をとった人によくみられます。
むやみにあせらず、まずは夏休みまでの前半できっちりと基礎を固めておきましょう。
●出題傾向を把握し、無駄を省く
学校によっては、出ない分野と出る分野がはっきりしているところもあります。
もちろん基本事項の理解は、どの学校の受験でも必要ですが、
問題演習の際に出ないものを懸命にやっても、それは時間の無駄です。
やるべきことは多く、一方で時間は限られています。
予め出るか出ないか知っておけば、時間の無駄が省け、有効に使うことができるはずです。
できる限り受験校の過去問題を見ておくようにしましょう。
●あれもこれもではなく、一冊を徹底的に
学習スケジュールにも連動しますが、参考書類をあれもこれもと手をつければ、
自然と行き当たりばったりの学習法になります。
基本事項理解用と問題演習用のものを各一冊用意したら、
徹底的に、ページのスミが真っ黒になるまで見て、覚えて、理解するようにしましょう。
ケアレスミスの多い人にも効果的です。そうした人は、
自分のミスをその場だけで終わらせているから、何度でも同じ間違いをします。
ケアレスミスはゼロにはならないものです。しかし、減らすことはできます。
つねに、ミスを意識することです。
人間は忘れる動物です。
一度や二度では覚えていないことでも、三度、四度と何度も見れば覚えているものです。
●模試でチェック
自分の現在の総合的な力、得意・不得意科目と分野などをチェックするとともに、
試験に慣れるということも大切なことです。模試は必ず受験しましょう。
●常に目的意識を持って
皆さんは、いわゆる看護医療系でない学校受験にはありがちな
「学校に入学したらそれで終わり…」ということでは全くありません。
3年あるいは4年後、国家試験を受け、それに合格し、
看護医療の仕事に就いて多くの患者さんの治療に携わっていくことで、
初めて目的達成となるわけです。
そこまで、具体的将来を見据えた第一歩として入試があるわけですから、
常にその目的意識を持ち続けるようにしましょう。
人は、直前の目標がないとなかなか動こうとしないものです。
その意味では、具体的な志望校を早く決めると、目的意識がより明確になります。
志望校決定は、偏差値の数字だけ見るのではなく、
どんな学校なのか先輩の話や学校案内などをよく聞いたり見たりし、
また、通学の便や入学金・授業料といった無視できない条件など、
それらを考え合わせて決めましょう。
ほかに、学校見学や文化祭等に出かけてみるとよいでしょう。