●模試受験前
模試は、中学・高校の定期試験とはちがい、出題範囲があるわけではありません。
ですから、特別そのために前もって何をやるということもないので実感もわかず、
「受けなくてもいいや」となってしまう人もいるようです。
しかし、まず自分の実力を客観的に知らなければ、
どういう学校を受験するか(志望するかではなく受験するか)決めることができないはずです。
模試は、受験者のなかの自分の位置を知るということがひとつの目的ですので、
必ず受験するようにしましょう。
また、試験慣れということも大切なことのひとつです
もちろん本試験そのままの雰囲気とは少し違いますが、決められた時間内で、
他の受験者といっしょに試験を受けることで、近い状況を味わうことができます。
●模試受験直後
済んだことは気にしないという人もいますが、それは、点数に関してだけにしてください。
模試の最大の活用法は、自分が何を間違え、何を理解していないかを知ることです。
を見て、なぜ間違えたのかをよく把握し、どうすれば正解を出せるのか、
参考書、問題集も使って考え理解することが大切です。
また、間違えた問題に関する単元についても、もう一度簡単に復習してみましょう。
同じ間違いを繰り返さないという気持ちを持ってください。
●成績返却後
偏差値や合格可能性だけに目を奪われがちですが、これらを誤解しないようにしてください。
個人成績の偏差値は、受験者全体のなかの自分の位置であり、50に達していない場合は、
平均に達していないということです。
どうすれば、平均を越えることができるかを、自分の答案・問題を見なおして考えてみましょう。
解けたはずの問題はなかったか、特にケアレスミスだけがその原因であれば、
そうしたミスを減らす努力をしなければなりません。
合格可能性は、過去にその偏差値でどれくらいの受験生が合格したかをベースにしています。
学校の偏差値を学校のレベルと勘違いしている人もいるようですが、要は、
その学校に入学した人の平均的なレベルが学校の偏差値なのです。
平均ですから、当然その数値よりも上の人も下の人も入学しているわけです。
ですから、合格可能性が低いから「もうダメだ」とあきらめずに、
本当に入学したい学校なのであれば、どの科目のどこの部分を得点すれば可能性が
上がるのか考えて、そうなる勉強を心がけるようにしましょう。