皆さんは看護・医療系学校の受験科目を調べていくうちに、
多くの学校が「面接試験」を課していることに気が付くことと思います。
その「面接試験」の本来の狙いは学科試験だけでは推し量れない
受験生の人間性や情熱、意欲といった要素を見ることにあるため、近年非常に重視されています。
看護医療系の仕事というのは、基本的には対人的な仕事のため、
思いやり、配慮、相手の目線に立ったケアなどが不可欠です。
さらに現代医療ではチーム医療が主流であるため、協調性も大切です。
また、迎え入れる学校側としては入学後の勉学期間を全うし、
最終的に国家試験を突破して看護医療スタッフとして働いていける
意欲的な人材を求めていますので、途中で辞めてしまう
可能性のある人を入学させたくはないのです。
したがって、面接試験では受験生自身の「やる気」が伝わるか否かが
合否を大きく左右することになります。
が、このように書くと、とても厳しく合格を勝ち取るのは難しい試験のように
感じるかもしれませんが、それなりの準備をして臨めば決して恐ろしいものではありません。
そこで受験生としては、まず面接試験の一般的な形式を理解し、
次に質問内容をある程度理解しておけば不安も大きくなることなく
乗り越えられるはずですので、早いうちから心の準備をしておきましょう。
【面接マナーのポイント】
注意すべき点は、声・態度・目線・言葉遣いです。
緊張のあまり蚊の鳴くような声で答えてしまう人もいますが、
これではせっかくの答えが自信のないものとして面接官に受け取られてしまいます。
また「一時一事」が原則なので、ドアを開けながら「失礼します」、
お辞儀をしながら「よろしくお願いします」は避けた方がよいでしょう。
特に最もクセの出やすいのは目線で、本来相手の目を見るのが礼儀ですが、
意識しすぎると逆効果なので質問をする面接官の顔の一点に目線を固定しましょう。
言葉遣いも「えっとぉー」「だからぁ」「超~」「っていうかぁ」などの
今時の言葉は面接官に不快感を与えるので使ってはいけません。
【質問内容のポイント】
質問内容は受験校によって多少差があるので過去の面接内容を確認しておく必要があります。
中でも、職種志望理由と学校志望理由は中心となるテーマなので、
ハキハキと答えられるようにしなければなりません。
この他、医療関係のニュースについても質問する学校が多くなっているので、
毎日新聞を読み、医療に関する記事や気になる記事は切り抜いて、
スクラップブックに整理しておくと便利です。また、長所や短所を聞かれた場合には、
短所を短所のままにせずプラスに変えて言うこともコツのひとつです。
あとは、これらのことを頭において、面接の練習を繰り返し行っておけば安心です。
基本的なマナーについては、今から気をつけて生活しておけば、1
年後の本番で無理に直すこともなくなり、余計な緊張をせずにすみます。
面接試験は「あたりさわりなく無難に」といったレベルではなく
「プラス面のアピール」「インパクトを与える」といった前向きな発想と姿勢で臨めば、
きっと成功するでしょう。