1903年にオービルとウイルバーのライト兄弟が手がけた「ライト・フライヤー」(飛行機)に
よって、人類は初めて空を飛んだ。
このとき着ていた衣類はシャツ1枚だったという。
やがてアメリカ陸軍が、初の米軍軍用機として「ライト・フライヤー」を購入、
戦闘機とフライトジャケットの歴史はここから始まった。
現在でも変らぬフライトジャケットの基本コンセプトは、
オープンコックピットの飛行機時代(1930年代)から変らない。
それは、冷たい空気が押し寄せる極寒状況の中で、狭いコックピット内部の
動きやすさを求める機能優先という考えだ。
そのため、戦闘機の進化とともに変化する飛行環境に対応するようなディテールが求められ、
さまざまなモデルチェンジを繰り返してきた。
とりわけ、航空技術の進化によるジェット化がエポックメイキングな出来事であった。
いままでの基本コンセプトに安全性への課題が加わったのだ。
これによって非常時に惨事を招く大型のボア襟がなくなり、完成型のMA-1へとつながった
航空技術の発達とともに進化した一例である。
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