第一段階としては、まず基本的な事項・人物・地名などを
正確な文字で書けるか。
またその内容を把握できているかということです。
そして基本的な用語を正確に覚え理解できれば、それをさらに展開して
「いつ・何処で・誰が・何を・何故・どうした」と広げていくことが大切です。
日頃から学習するときこのことを常に心がけ、
興味を広げていけば必ず社会科に強くなると思います。
第二段階は、追い込みの時期になると地理・歴史・公民分野の弱点を
補強しなくてはなりません。
そのためには地理では統計資料や地図・図説を、
歴史では年表・史料・図説を、公民でも統計資料・図説を常に
横に置いて学習してほしいものです。
疑問に感じたらすぐ資料にあたって自ら確かめるよう心がけてください。
時事問題の対策としては、「興味」を持つことが大切です。
新聞を読んだり、ニュースを観たり、さらにお薦めは小さなテーマでよいから
友人や家族と話し合うことが大切です。
人の意見をよく聞き、自らの考えをまとめるのです。
その積み重ねが、論述などの答案を埋めるとき必ず役立つと思います。
そして最後の第三段階は、過去問にあたることです。
過去数年間の公立の問題や志望する私学の問題に挑戦してください。
今まで身につけてきた実力を試すときがきたのです。
時間を計り、本番での緊張感を想定して解くことを薦めます。
自己採点し、どこで間違えたか、どの分野のどの箇所が
まだ理解できていないかを客観的に判断するのです。
「受験勉強はざるかごで水をすくうようなもの」です。
当然のことながら、ざるで水をすくえばその編み目から水が下に漏れます。
その編み目を一つひとつ根気よく埋めていくことが必要なのです。
焦らず、確実に。
そうすれば必ず水をうまくすくえるようになるはずです。
それが実力向上に繋がるのです。
最後に、受験生がこの時期心がけて欲しい「三K」について説明します。
一つ目のKは「行動」のKです。手をこまねいているのではなく
自分に出来る「行動」をおこすこと。
まず鉛筆を握り、机に向かってください。次のKは「感動」のKです。
「行動」すれば必ず今の自分から一歩半歩歩み出せます。
それを継続すれば、努力の結果合格の感動も手に入るのです。
「行動」をおこさない者に「感動」はありません。
そして、最後のKは「感謝」すること。
「行動」や「感動」は決して自分一人の力で得ることは出来ません。
必ず周りには、仲間・家族・先生方がいるはずです。