第一に、基本を大切にするということです。
何ごとも基本ができていないのに応用はできませんよね。
では、理科において基本とは何かということを考えてみましょう。
計算問題が第一分野を中心に多く出題されますので、
あたりまえのようですが、
基本的な加減乗除を間違いなくできるようにし、
解答するときは分数ではなく小数で、
有効数字にも注意することです。
一次方程式もしくは比を用いて答えを出す問題も
しっかりとできるようになって下さい。
そもそも理科の単位は、基準となるmやkgをもとにして
割合を決めたものが多く、
このような考え方は将来においても、特に物理や化学において
必要となるものですから、今のうちに身につけておくと良いと思います。
各部の名称やさまざまな現象名などの重要語句が、
第二分野を中心にたくさん出てきます。
ただ、やみくもに覚えるのではなく、意味をしっかり理解しながら
関連づけて覚え、漢字は書き間違いのないように確実に覚えていくことも、
大切な基本の一つです。
第二に、文章や図表を読み取る力を身につけることです。
理科の場合、問題文や図表の中にいろいろな説明や条件、
状態などが記されているため、問題文が時には長く、
何行にも及ぶことがあります。
その中から、問題を解くために必要な部分や値を読み取らなくてはなりません。
入試までにこのような力を身につけるには、やはり慣れること、
すなわち繰り返し同じような問題を解くことが一番だと思います。
繰り返すうちに、問題のポイントや考え方、答え方が身につくはずです。
また、図表などから値を読み取り、計算する問題では、
問いが順序立てて並べられ、一つひとつ丁寧に答えていくと
最終的な答えにたどりつけるようになっている場合も
多いということを頭の中に入れておくと良いと思います。
逆に言えば、初めに読み取った値が間違っていると、
後の問いまでひびくことになるので注意しておきましょう。
最終的には、勉強を通して得た知識だけでなく
その考え方や経験をどう生かし、
どう使っていくかということがとても重要。
最初に述べたように、それらが将来、論理的に筋道を立てて物事を
考える力となり、きっと何かの役に立つ事でしょう。