西京区大原野にある十輪寺・・・平安初期の歌人、在原業平(なりひら)が五十六歳で世を去るまでの晩年を同寺で閑居し、なりひら寺とも呼ばれます。
平安貴族の風流な遊び・・・「塩焼き」・・・業平も難波から海水を運ばせて煮詰め、海辺の風情を味わったといわれてます。その塩がま跡が十輪寺にあります。
藤原氏の攻略によって、業平との恋仲を裂かれた清和天皇の后、二条后(藤原高子)が藤原氏の氏神の大原野神社を参詣した際、業平が塩がまから煙を立ち上がらせて変わらぬ恋心を伝えたエピソードがあります。
数々の恋愛遍歴で知られる業平にあやかって恋愛成就を願う若い女性の参拝客が多く訪れるようになっています。
★西京区大原野小塩町。阪急桂駅西口から市バスで大原野小学校前で下車し徒歩約1.5k。<地図>