二条城の南側に神泉苑があります。
平安時代には、干ばつになると密教僧による雨乞いの祈祷がしばしばおこなわれました。
有名なのが、東寺(南区)の空海と西寺(現在は廃止)の守敏(しゅびん)の二人の僧侶による
雨乞いの術比べの言い伝えです。
天皇の遊猟、釣魚の地として利用された神泉苑ですが、
祈雨の霊場や怨霊鎮魂のための御霊会の場ともなりました。
現在は、池の島に設けられた社に善女龍王を祭り、
地域の人たちから「ひでんさん」の愛称で親しまれています。
★中京区御池通神泉苑町東入ル。市営地下鉄東西線「二条城前駅」下車、西約300メートル。JR二条駅からは東約600メートル。市バスは「神泉苑前」。<地図>